今の僕をくれた君
黒バス
もう、目を背けたりしない・・・
誓。黒子
楽しかった日々。
還らない遠くもない過去。
次々に才能が開花して、強くなる程に孤独を抱えて、その瞳は昏くなっていった。
止めたかった。
けれど時間も環境も残酷で・・・
キセキ、と総称される彼等は孤立していった。
どこで間違えたのか、どこから間違ったのか解らない。
ゆっくりと、ゆっくりと緩やかに壊れていった絆。
確かにソコに有ったはずの信頼という絆、仲間という絆と思いすら無かった様に崩壊してしまった。
ボクと彼等の関係。
確かにボクに有るのはパスという技能だけ。
彼がくれた、彼が見出してくれたこの才能と言っていいのかすら解らないけれど、確かにキミがくれたボクの力。
けれどソレすらも否定された。
遠い楽しかった思い出を手探りで探し求めてもそれは無駄というのは解っていてもどうしても諦めきれなくて、縋ってしまった。
それがボクが、大好きだったものを嫌いになる結果になってしまったけれど・・・
バスケから離れた。
離れてしまえば楽になれると思った。
けれどそれは、違った。
そして気付いた。
離れたからこそ解った。
どんなに嫌いだと言っても、ボクには、バスケを捨て去る事が出来ないという事。
キライそう思ってもそれ以上にバスケを愛してるという事。
だから誓った。
絶対に君達を倒して、バスケは楽しい。という思いを思い出させてやる。絶対に!!
ボクのパスという力で、パスという絆を作る力で・・・
君達に絶対勝ってみせる。
だから思い出して・・・キミがくれたこの力を否定しないでください。
今の僕をくれた君
誓と願いを乗せて君に届くと願ってるから・・・
終。
和解後笑顔で鉄拳喰らわせるといいと思うよ(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)
渾身のイグナイト入れてもいいと思うヽ(*´∀`)ノ
Discolo様よりお題お借りしました