6000hitお礼その2
薄桜鬼
山崎→千鶴
山崎一人語り。
死ネタ、山崎最後の想い願い?
キャラがちょっと違う・・・ような気がする。
どんなのでもOKという方は続きをどうぞ
俺の最後の我儘・・・願い
コイウタ~願い謳~
俺がまさか恋をするなんて思ってもみなかった。
相手は人間ではなくて鬼の少女。
でも本人も自分が鬼という存在だったとは思いもしていなかったようだ。
それもそうだろう。
見た目は全く人間と変わらないのだ。
力や能力が人よりも優れているくらいだと思う。
だから鬼だとか人間だとか、そんなものはどうでもよかった。
ただひたむきに頑張り、辛くても笑顔で周りを気遣う少女を・・・ただ、護りたいと思った。
自分の気持ちを伝える事はしない。
ただ少しでも傍に居て、少しでも彼女の心を護りたいと思った。
彼女の笑顔が曇らないように。
俺の出来ることで、出来る範囲で護りたいと思った。
例え隣にいるのが俺じゃない誰かが居たとしても。
ただ、ただ・・・笑っていて欲しかったんだ━━━━
今、薄れていく意識で微かに視界に見えるのは・・・
辛そうな、悲しそうな、苦しそうな涙で歪んだ顔。
そんな顔で泣かせているのは、俺・・・・・・なんだろう。
戦場で傷付き、今にも死に絶えるであろう俺・・・なんだろう。
でも・・・・・・・・・・・・出来る事なら・・・・・・
「笑ってくれ━━━━・・・」
俺の好きな君の笑顔が見たいから、俺の最初で最後の君への我儘を聞いて欲しい。
千鶴・・・君の笑顔が好きだから・・・笑って━━━━?