アルカナファミリア
踏み絵後の妄想です。
キャラ変わってたり崩壊してたり?
それでも大丈夫~という方は続きをどうぞ。
私の大事な娘を足蹴にしようとしたんだもの、それなりの覚悟はあるわよね?
見せしめ後の(喜)悲劇。
マンマであるスミレからパーパであるモンドへと事の次第が告げられる。
その場には、たまたま報告に来ていたノヴァとルカが居た。
そのスミレの報告が、ダンテとジョーリィに最大の悲劇を運ぶ。
~スミレの報告~
「モンド!!あの2人ったら酷いのよ~~~(ノД`)」
泣きながら(嘘泣きだと思われる)モンドのそばに駆け寄り話し始める。
「ジョーリィは何の躊躇もなく踏み絵を踏んだけれどモンドのだけは躊躇して踏まなかったの!!ダンテは、戸惑ってたけれど踏んだわ。でもやっぱりモンドは踏めなかったの・・・」
そこまでは良かったのだ。
聞いていても予想の範囲内だから、コレといって感慨も何もない。
が、次の話で顔色が変わった。
「ぜぇぇぇぇったい!踏めないと、踏まないと思ったのよ!!だから私達の可愛い娘フェリチータの踏み絵を出したの・・・そしたら」
そこまで言って悔しそうにモンドを見上げる。
「あの馬鹿共よりによって可愛いフェリチータをあの子の絵を躊躇もなく踏もうとしたのよ!!踏まれる前に私が叩いて止めたけれど・・・」
モンドの怒りの沸点は結構高い・・・・が、例外がある。
そうモンドは親馬鹿だ。それはもう凄まじい程だ。
可愛くて仕方がない、庭に石像、自室にまで石像作って置いてしまうくらい大事な娘。
なのでフェリチータの絵を躊躇なく踏みつけようとしたというだけで怒り心頭だ。
顔つきが変わってしまっている。
が、ノヴァも何だかんだ言ってもフェリチータは気になっている相手である。顔には出てはいないが怒っているようだ。
その横でルカがプルプルと震えている。
別に気分が悪い訳ではない。怒りが頂点に達しすぎて震えているのだ。
フェリチータは、ルカにとって大切に育ててきたのだ。それは、傍から見れば過保護すぎる程だ。
大切なフェリチータの絵であろうと傷付けるというのは、ルカにすれば万死に値する行為なのだ。
「パーパ、マンマ、私用事を思い出しましたので失礼します」
ルカは、笑顔でそう告げるが目は冷気でも放っているように冷たい。
ルカに続いて自分も用が出来たと退室するノヴァ。
モンドは、頷いたが、頭の中はフェリチータの事でいっぱいだ。
そんな3人の様子を見てスミレは満足そうに薄らと笑った。
(これでフェリチータの絵を踏みつけようとした事に対する見せしめは大丈夫だ)━━━━と。
続く。
長いので一旦切ります~。
前後編で終わるかなぁ?
次から始まるファミリー巻き込んだ見せしめという名の報復(もうすでに幹部の見せしめじゃねぇよ)
いろんなところに飛び火・・・です?。お楽しみに?