花男
やりたい事したい事思う事はたくさんある
キミとイッショ・・・
~類編~
庭をぼーっと眺める。
ヒラヒラと舞い散る落ち葉。
きっと牧野ならきっと・・・・・・・・・
落ち葉集めて焼き芋でもするんだろうな(*´∀`*)
と思った。
彼女は、感動より食い気の人・・・花より団子な人だと100人中100人が答えるだろう・・・と俺は思う。
でも去年やった落ち葉で焼き芋は美味しかった。
牧野と一緒だからか・・・。
庭に舞い落ちている落ち葉を掃除している使用人を見て待ったをかける。
「そのままにしておいて、牧野と焼き芋したいから(^^♪」
笑顔でそう言う俺を見てビックリしている使用人にこれから出かけると言って外に出る。
散歩ついでに牧野を誘ってこよう。
・・・この場合散歩の方がついでになるのかな?
牧野のバイト先まで温かい気持ちで歩いた。
~あきら編~
クルクルと忙しく変わる表情。
泣いて怒って驚いて・・・笑って、その表情を見るのが好きだ。
いつも全力でぶつかってくる。
媚びないし、間違ってる事には容赦なく怒って叱ってくれる。
だから惹かれる。
言わないけれど・・・言えないが正解かな。(*´д`*)
きっと悩ませるし、だから言わない。
だからいつも笑顔でいて欲しい。
妹達と笑ってやって来る牧野を送るのに席を立った。
普段は歩かないけれど少しでも一緒にいたいから・・・ゆっくりと歩いて月を見ながら隣を歩いた。
~総二郎編~
何だかんだと理由をつけて、言いくるめて茶道を習わせた。
勿論教えるのは俺。
いつの間にか俺の俺達の心の隙間、足りない部分を補うように入ってきて埋めて行ってくれた牧野。
気付いたら傍に居るのが当たり前な存在になっていた。
誰も言わない事を平気で言ってのけ、更には鉄拳制裁で俺達が間違った方に行ったら引っ張ってでも引き戻してくれるような女なんてそうそう居ない。
だから惹かれた。
だけど俺の位置は、既に巫山戯あえる兄妹のような関係に収まっていた。
まぁ・・・それでいいと思う。
ただし・・・・・・泣かすようなヤツが現れたら確実にお兄ちゃん怒るけどね~。(´∀`*)
それは俺たち全員の意見だけど。
今日もゆっくりと時間の流れるような空間に2人向かい合ってお茶のお稽古。
流れるような所作を見せる牧野。
・・・・・・ココまでになるのに何程の時間がかかったか。
お兄さん涙なくしては語れないよ?
どこに嫁に出しても恥ずかしくない所作・・・出す気ないけど。( ゚Д゚)
稽古が終わって2人で庭を見ながら菓子を食って・・・近状報告みたいな話をしてゆっくりとするのが今一番俺の安らぐ時間だなんて・・・
きっと牧野には解らないだろうな・・・それでいいけどな?
~司編~
大学、仕事と毎日が忙しい。
あっという間に1日が終わる。
だけど絶対に欠かしたくないのが牧野への連絡。
ちょっとだけでも声が聞ければいい。
少しの時間でもその声が聞ければ明日も頑張れる・・・。
今日の課題をこなし、部屋に戻って携帯を手に今日は、何を話すかと考える。
言いたい事は、話したい事はたくさんある。
それには時間が足りなくて、でも決まっている言葉はある。
〝おやすみ、また明日″
その繋がりだけは、言葉だけでも断ちたくない。
だから電話の最後には必ずお前に言う。
そんな気持ちが一緒ならいいと思った・・・なんて絶対言わないけどな。
終?
意味不明駄文が出来上がりました。
いろいろザク切りで保存してある駄文の数々。
何考えて書いてるのかは自分でも全く解らない(ノ∀`)
朝、ボーッとしてる時に変な妄想がダダ漏れます←
自分の脳が心配になる瞬間(~ω~;)))