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DEVIL HEAVEN ~倉庫~

22・1・26 ダンス開始 倉庫化しました。こちらの更新はありません

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お題・ひとつずつ、すこしずつ

コツコツ積み重ねが大事、ぶち壊されるかもだけど?






花男・つくしBirthday

道明寺はNY。


花沢類はフランス。


西門さんは茶会の準備。


美作さんはイギリス。

 

 

久しぶりに誰も居ないあたしの誕生日。

 


道明寺とは別れてしまって今は親友。
恋人だった頃よりずっと親しく仲が良くなったような気がする。
不器用で屈折した優しさが分かり辛いけれど本当は純粋なヤツ。

 


類は魂の繋がったあたしの一部でソウルメイト。
あたしの事をあたしより知ってる不思議で温かい人。
みんな曰く類が優しいのはあたしにだけというけれど・・・みんなにだって優しいと思うんだけど?

 

 

西門さんはまぁ素行はアレだけど、仲間になった人、自分の懐に入れた人には真摯で絶対に裏切らない人。
そして誰より臆病で繊細な人。
ま・・・普段があれだからね・・・?


美作さんはとても優しくて繊細でお兄ちゃんみたいな人。
だと思っていた・・・

 


あたしが自分の気持ちに気付くまでは・・

 

あたしの誕生日はみんな時間が取れそうもないからと
どうにか時間のやり繰りをしてクリスマスパーティーと共に祝ってくれた。

 

それだけで十分だけど・・・
誰も来ない誕生日はちょっと淋しいけれど
次々届くプレゼント・・・





クリスマスにも貰ったじゃん!!
だからもういいっつーの!!






狭いアパートの部屋が埋まっちゃうじゃん!!
金持ちは限度っていうものを知らないのかっつーの!!




 

道明寺からはこれでもかって位のバラの花・・・


ごめん匂いキツ過ぎ・・・匂いで窒息死そう
死因がバラの匂いなんて笑い者になったら道明寺あんた呪ってやるわよ!!

 

(いつでも嫁に来い俺にはお前だけなんだよby司)








類からはたくさんのチューリップと・・・


何かな?
あたしは類とそういう関係になるつもりないし?
類のお母様宛に送り返しておこう。


花沢代々の指輪なんて貰えるかっつーの!!
何考えてんのよ類!!

 

(もちろん牧野と一緒に居る事だよby類)





 


西門さんからは茶道具一式と大量のお茶と着物。
ねぇ・・・お茶は西門で習っていて着物も着替えるお部屋を貸していただいてるでしょ?
何でここに送ってくるかなぁ~?
ここでお茶なんて点てられる訳ないでしょ!?
どうしろっていうのよ!!

 

(これ持って西門に嫁いでおいで?by総二郎)







 


どいつもこいつも何考えてるのよ!!
嫁ってあんた達に恋心なんて抱けるかっつーの!!









道明寺との恋が終わったらもう終わりで
恋心があるか?と言えば無い。
それはもう、キレイサッパリありません。友情はあるけどそれ以上の感覚があるわけないでしょ。






類は初恋。それは特別。
でももう終わってる。綺麗な思い出。
ソウルメイト・・・あたしの一部だからそれ以上でもそれ以下でも無くて、あたしの初恋はもう綺麗に昇華している。
だから恋愛にはならない。







西門さん・・無理無理無理無理む~りぃぃ~だし!!
だって過去のアレコレ、知ってるのよ?
キレイだけど頭の空っぽそうなモデルの様な女をとっかえひっかえ・・・その人たちの恨みかって刺されたくないっつーの!!
友人(兄みたい?)には見れるけれど友人にはなれるけど恋人とか無理!!
あたしにあんたは乗りこなせる訳ないって!!
叔母様ごめんなさい。




 

そんな事を考えながらプレゼントと格闘している事数時間。
不意に鳴るインターホン・・・


あ、まさか美作さんから?
また碌でも無いもの大量放出だったらどうしよう?
でも美作さんだし?
気遣いの人だし大丈夫だよね?
今では無理なもの送っていたりしてないし・・・あたしのそういう所分かってくれてるみたいだから平気だよね?


心の中で呟いてドアを開けると

 


「牧野出るの遅い・・・何かあったのか?」

 

心配顔の美作さんが立っていた。

 

「へ?美作さん???何で?」


今日本に居る筈のない人がいる。

 

「うん?牧野の誕生日だし・・・祝いたいからちょっと無理しちゃった」


「無理って大丈夫なの?」

 

体調大丈夫?疲れてない?


「大丈夫。飛行機の中で眠ったし?」




「それより・・・HappyBirthday牧野。」


 

ニッコリと綺麗な笑顔で言われる。
あたし真っ赤だよ絶対・・・
顔が熱いもん。

 

「ありがとう・・・」

 


手渡された小さな箱。

 

「牧野・・・これ受け取ってくれる?」

 

箱の中身は小さな石のついた指輪が一つ。

意味が分からず美作さんの顔を見る。

 


「俺と結婚してくれない?」


「は?」


「俺はずっと牧野が好きだった・・・
高校の頃から・・・
ダチの女は取らないだから俺の心は封印してた。
でも司と牧野は別れた。すぐに伝えたかったけど牧野を混乱させたくなくて
今まで見守ってた。
けどさ・・・あいつらも牧野が好きでちょっかい掛けてるの見てもう限界。
だから・・・俺と結婚してください」


「うそ・・・」

 

信じられなくて指輪と美作さんを凝視してしまう。


「嘘じゃない。それにうちの家族は牧野がお嫁に来るのを待ってるし?
喜んでるから何の心配もないよ・・・
心配なのはむしろあいつらだから・・・」




苦笑しながら言われて
やっぱり夢かもと思って視線が行ったり来たり・・・

 

「夢じゃないよ?」





ふわりと抱きしめられて感じる熱。
優しいあたしの大好きな香り。

 

「いいの?」


「いいんだよ」


「本当に?後悔しない?」


「後悔ならした・・・恋心を封印して見守るなんて思った事を何回も後悔したよ」


「うん・・・でも結婚は待って?」


「いや?」


「違う嫌じゃないよ・・・嬉しいけど」

 

「けど?」


「あたしまだ学生だし」

 

「・・・じゃあその間は恋人・・・違うな、婚約者で居て?」

 

「・・・うん」

 

「それ位じゃあいつらの牽制にもならないけど俺のケジメだから」

 

「そうだねF3の説得とかのほうが大変そう」

 

そう言って2人で笑いあった。
特別な日になったあたしの誕生日。



 

ひとつずつ、すこしずつ



 

結婚までにやることはたくさん。
それでも今は幸せで

 

卒業までの数か月

 

F3の攻略なるかは


神のみぞ知る?





終わり。
中途半端w





あはは~誕生日関係ない様な気もするw



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