恐怖のドッジボール
注意・キャラ崩壊。ギャグです。
黒バス
体育館はカオスです。
理不尽な遊び
帝光中学バスケットボール部。
合宿中とは言え少しは遊びたい。
そんな声を聞いたキャプテンという名の独裁者・赤司征十郎。
では少し遊ばせてやろうと・・・ドッジボールをやる事にした。
だがそこは独裁者・・・キャプテン赤司普通のドッジの訳が無い。
にっこり笑顔(どう見ても恐怖を感じる笑顔)で宣った。
「ボールに当たった奴は・・・練習5倍で( ̄ー ̄)
ああ、ボールを当てるのはテツヤ、逃げるのはお前ら、ボールは有るだけ使用・・・まぁコート内を全力で逃げ切れ♪」
・・・それドッチじゃねーよ!!つかキャラ変わってねーか!?
・・・というツッコミは当然スルー。
キラキラと今迄見た事もないような超いい笑顔を向けてボールを構えている黒子。
勿論ボールは、バスケットボールだ。
当たったらかなり痛い、絶対痛い、黒子のとってる構えはどう見てもイグナイトを放つ気マンマンだ。
それを見て黄瀬を前面に押し出し盾にする青峰。
ラッキーアイテムを握りしめ黒子から距離を取る緑間。
まいう棒をもきゅもきゅしている紫原。
後ろでニヤニヤと笑っている赤司。
途轍もなく物騒な応援を黒子に送る桃井。
レギュラー陣のいる体育館が阿鼻叫喚に包まれるまで後何分?
恐怖のドッジボール
逃げ場もなく
死にそうなペナルティ付きで始まる
死人が出そうな遊び?
next
「何でこんな理不尽な展開!!」
黄瀬が叫べば
「テツヤのコントロールも上がるしお前達の体力UPにもなるだろう?
ペナルティがあれば更にやる気も上がるだろうしペナルティで体力UP一石三鳥くらいあるだろう?」
シレっという赤司。
コート内は阿鼻叫喚の地獄絵図のような状態だ。
せっせと黒子にボールを手渡す桃井。
楽しそうに次々ボールを打ち出す黒子。
叫びながらも避けるレギュラー陣。
ボール取ればいいんじゃ?と思うがボールは1つじゃない。
複数飛んでくるのだ・・・無理だ。
嫌でも瞬発力が上がる。体力も上がるだろう。
「君達が全滅しないと僕の練習量が増えるのでいい加減死んでください(*´∀`*)」
珍しく笑顔見れた━━━━!!ヽ(*´∀`)ノ
と普段なら喜ぶところだが、言ってる事はかなり物騒だ。
当たってやってもいいと思うが、当たったが最後・・・
当たって倒れたところに更に一気にボールをぶつけられるのだ、嬉々として獲物を狙うような目をしたマネージャー桃井によってソレはもう痛そうな硬球の野球ボールを・・・
だから絶対に当たるわけにはいかない。
だが現在の黒子は、普段の体力無しはどこに行った!?と言うくらい嬉々としてボールを打ち出している。
そう、いつもならもう倒れてもいいくらいボールを打ち出しているのだ。
なのに一向に倒れる気配すらない。
「「「そこまで俺たちを倒したいのか!?」」」
「それはもう楽しいです、そしてめちゃくちゃ倒したいDEATH(*´∀`*)」
「「「キャラ変わってるぅぅぅぅ~~~~~~゚(゚´Д`゚)゚」」」
そんなやり取りを楽しそうに鋏み片手に見ている赤司だった。
終わり。
何がしたかったのかな?
最終的に赤司のハサミが乱入して飛んでくると面白い?
Discolo様よりお題お借りしました