ラブじゃなく 呪 の文字があるのですが
恋のおまじない・・・じゃねぇよな・・・
花男・ギャグ
色々とおかしいです。
キャラもちょっと壊れてます?
それでも大丈夫な方は続きをどうぞ
一人NYに渡っての初めてのバレンタイン。
きっと彼女がチョコを贈ってくれると気持ちウキウキとしている司。
それを奇異の目で見る屋敷の使用人達。
浮かれている司程気味の悪いものはないという感じだ。
朝起きて、大学に通い家庭教師との勉強。
忙しい時間が過ぎふと気になった。
もう夕方。
今日は、顔を覚えて貰う為とパーティーに出る予定になっていた為に少し早く終わった日課。
机の上を見ても届いてそうな愛しい彼女からの贈り物は届いておらずイライラが増してくる。
朝の上機嫌は何処へやらその顔には見事な青筋が浮かんできている。
その状態を見た使用人達は、猛獣が暴れださないかとドキドキだ。
パーティーに出掛ける前に屋敷に届けられた沢山のチョコとプレゼントの山。
それを見て使用人達に言付ける。
「その中に牧野から俺へのちょ・・・チョコがあるはずだ・・・探しておけ」
何をドモっているんだろう?そう思うが、言われた事をしなければ暴れられるので了解の意を告げて探し始める。
本当は自分で探したいが時間がなかったので仕方なしに任せ出掛ける。
パーティーの間中ずっとソワソワしている司に呆れる楓。
きっとつくしからのチョコが気になるのだろうと思っているが口には出さない。
つくしの事になると挙動不審になったり凶暴になったりと忙しい息子に呆れるほかなくなるからだ。
余りに挙動不審気味になった司をこれ以上留めておいても無駄と帰らせた。
司は、運転手を急かせ屋敷に向かう。
屋敷に着くと足早に部屋に向かうとつくしではありえない程の大きさの包が机の上に置いてあった。
普通なら面倒、金が無い、菓子業者の思惑には乗らない等などと言ってはケチるつくしが、今回に限って30cm程の大きさのものを送ってきたのだ。
期待しないわけがない。
着替えもせずにいそいそとラッピングを剥し箱を開ける。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
箱の中にあるチョコ。
チョコをもらえたのは嬉しい。
が、チョコに書いてある文字はあり得なかった。
ラブじゃなく 呪 の文字があるのですが
牧野・・・お前は俺を・・・・
呪い殺したいのか!?
ガックリ膝をついて落ち込む司だった。
終われ。
next
翌日何とか立ち直りテレビ電話をつないで怒鳴り込んだ。
「牧野~~~!!アレは何だ!!」
「あ、届いたんだ?今のあたしの気持ち( ̄ー ̄)」
あたしの気持ちあたしの気持ち・・・・
それを聞いてさらに落ち込む司。
「道明寺・・・時間関係なく電話してくるんじゃないわよ!!あたしにも予定とかあるんだっつーの!!夜中だの明け方だのあたしを寝不足で殺したい訳!?」
色々と文句を言うつくしの声が遠く聞こえる。
色々と溜まった鬱憤も晴れたのか清々しい笑顔のつくし。
虚ろな目で画面の中のつくしを見つめるだけの司。
結構打たれ弱い。
司の落ち込みをみてちょっとやりすぎたと反省して司の顔から目をそらして普段なら絶対言わない一言を行ってやろうと思った。
「・・・一回しか言わないわよ?いい?・・・・・・好きだよ」
嫌いなんて言われたら立ち直れないと耳を塞ごうとした手が止まり真っ赤になったつくしを捉えた瞬間画面が真っ黒になった。
言われた言葉に司の顔もも真っ赤になった。
「やっぱり俺は・・・」
愛されてたんだなと一人ニヤける司を使用人達も皆一様に怯えた目で見ていた。
ホントに終わり。
でも司の暴走電話は止まりません。(沙*・ω・)
大きくても超薄いチョコ・・・だって道明寺って厚さより大きさだと思うんだよね~とつくしはせっせと薄型の大きなチョコを作ると思うわれる(*´∀`*)
バレンタインにUP予定でしたが・・・時間がなかったので遅刻状態でUPです(^_^;)
こんな駄文でよろしければ・・・
2月28日まではお持ち帰り自由です。
次は・・・あきらのbirthday・・・書けるかなぁ(゜´Д`゜)ネタはあるんだよ・・・時間が微妙なんだよ(ーー;)
-missy様よりお題お借りしました。