花男番外
～凍った空間止まった時間・類～
あんたが居ないだけで
空気が冷たくて
寂しくて悲しい・・・
ずっと一人の空間が好きだった。
それなのに今、一人でいるのがとても辛くて寒い。
俺の心の時間も止まってしまった。
牧野に出会う前に戻っただけ
なのに居心地の悪さだけが俺を満たしている。
余裕なんて無いのにカッコつけて牧野が落ち着くのを待ってからのほうがいいとか
そんなこと考えないで
素直にありのままの想いで牧野に向き合えばよかった
牧野の為とかいって・・・本当は自分が傷つくのが
怖かったのかもしれない
だから、躊躇った。
その結果・・・牧野を失った。
別れたばかりの牧野をそっとしておこうと
距離を置いた結果。
牧野がどこかへ行ってしまった。
すぐに見つかると思っていた。
その思いとは反対に見つからない。
何か大きな力が働いているようで、俺たちの家の力を使っても
全くつかめない所在。
牧野・・・一人で泣いてる気がする。
ねぇ・・・今あんたどこにいるの？
俺の傍に帰ってきて
俺の傍に来て
俺の心を温めて・・・
俺の時間を動かして・・・
この冷たくて止まってしまった箱庭を
牧野の熱で溶かして動かして？
終わり。
震災から１年ちょこっと暗くなってしまいました・・・。
昨日は走馬灯してました。
去年色々キツかったなぁ～と。
移行中なりよ(･ω･｡)ﾉ=з終わらねぇえっす・゜・(ノД`)・゜・
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