花男・IF
あきらの思い?
久々に会ったつくし。
英徳に通うと言っていた割に、日本に帰国する様子が無く、1年経過していた。
やっぱり高校もNYかと思っていたので急に現れたつくしに驚いた。
そして西門に向かう車の中で聞いた1年遅れての帰国の理由に、ああ、そう言う理由か・・・で納得。
小父さんは、外ではホント凄い人だけど、つくしが係るとアレな人に変わるんだというのをしみじみ感じた。
簡単に言うと・・・
超親馬鹿。
て事。親馬鹿って言うよりつくし馬鹿の方が正しいかも?
姉ちゃんと司は、どっちかって言うと放任、悪く言えば人任せ。
つくしの事なら率先して出てくるからな・・・。
俺が、つくしが好きというのを感じ取ってるらしく微妙に威嚇してくる。
勿論つくしにはバレ無い様に、結構怖い。
でも、もし、つくしと付き合えるようになったら・・・
乗り越えなくてはならない壁なんだよな・・・と思うと結構・・・かなり高い壁だよな。
その時が来たら頑張ろうとは思っているけど。
でも久しぶりの日本という事で緊張している様子が見て取れるつくし。
ちょっと微笑ましい。
結構シッカリしてるけど抜けてるんだよなつくし。
そんな思考を巡らしていたらつくしが寄りかかってきた。
そういえば、こいつ車とか乗り物系?乗るとすぐ寝るよな。
軽く頭をなでると擽ったそうに、でも目を覚ます様子もない。
西門邸に着くまで俺は、つくしの重みと温もり、寝顔を堪能していた。
終わり。
あきらのターン。
次は、誰でしょう←