本当の自分を見失っても君の笑顔が見たい
優しい嘘で塗り固めて、笑って、最後まで
花男・類→つくし
笑顔の仮面
牧野が笑っていればそれでいい。
俺の口癖、俺の願い。
でも、そんな事は綺麗事で・・・
初めはそれで良かった。
司はNY、牧野は日本。
遠恋で頑張る牧野の傍で支えているうちに、その笑顔を見ているうちに・・・
願ってしまう自分が居た。
その笑顔を俺だけに見せて?
俺の傍に居て・・・俺だけに笑っていて・・・ずっと・・・
言えない願い。
叶わない願い。
言えば牧野の笑顔を曇らせてしまう・・・
だから閉じ込める。
固く、硬く、堅く、想いを封印する。
頑丈な鍵をかけて・・・
大事な友達、ソウルメイトの仮面を被って、笑う。
牧野が好きだといった笑顔で・・・
牧野を苦しめるくらいなら笑う。
自分の心に傷がついても血を流していても・・・
牧野の笑顔を守れるならば
護る為なら
優しい嘘で塗り固めて、笑って、最後まで
牧野の傍に居る。
君の傍に居るためなら俺はずっと仮面をつけて笑ってあげる。
牧野が好きだと言ってくれた
笑顔をずっと君だけに・・・
終わり。
何かな…
あれ?あれれ?
何でこうなった!?←
because様よりお借りしました。