4・一人の夜に君が隣にいてくれたなら
花男・あきら→←つくし
君を想う
人妻との逢瀬。
そんな火遊びもここの所していない。
本当に大事にしたい女(ひと)が居るから。
泣いていたら抱きしめて慰めたい。
少しでも彼女の哀しみが減る様に、嘆きがなくなる様に。
願う。
声に出しては言えないけれど・・・
最近思う。
牧野が少し変わってきたと。
司の事が吹っ切れてきたのか・・・?
ちょっと前までの悲壮な感じは無くなってきた。
俺を見て少し赤くなる。
・・・期待してもいいのか?
少しでも心の隅にでも俺を置いてくれているのか?
俺の今の悩み・・・
ちょっと苦しくてほろ苦くて幸せな悩み。
それなら・・・その心に俺の居場所が少しでもあるのなら
・・・俺は本気になってもいいのか?
聞きたいけれど、聞けない悩み。
一人窓辺で見上げた空。
細い三日月が浮かぶ夜。
一人では寂しくて・・・切なくて
もしも・・・
一人の夜に君が隣にいてくれたなら
俺の心が牧野に届くよう祈りを込めて月に願った。
終わり。
え?あれ?
とりあえず・・・次はいい加減くっ付けよ?←
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