1
「テメー!ド突き倒す!」
「わかった!謝るから包丁しまってくれ!」
2
「黒光りするアイツといえば?」
「お前」
3
「英語が話せなくて何が悪い!」
「イギリスの街中で叫ぶ台詞じゃないよね」
4
「運命の出会いがないかしら…」
「運命の宿敵との出会い?」
5
「『可愛がってやって下さい』って紙が張られた箱にニホンザルが入ってた」
「だからって連れて帰ってくるな」
花男・ギャグ。
1
つくしを自分の一部で一番大切な人だと言って憚らない類。
そんな類に司がつくしを泣かしたという話が耳に入った。
背後に般若を背負い、ブリザードを吹雪かせた類が司に詰め寄る。
「司!?ド突き倒すよ!?何で牧野泣かす訳!?」
そんな類の姿に身体が固まったように動かない司。
「わかった!説明するし、謝るから包丁しまってくれ!っておい振り回すな!!」
当てるつもりも刺すつもりも無いが、ちょっと脅そうという悪戯心で司に向かって包丁を一振りする類だった。
2
学園で騒いでいたが何の事か解らないのでつくしに話を振ってみる司。
「なぁ牧野。黒光りするアイツといえば?何だ?」
ビシッと司に指を突き付けたつくし。
「あんた・・・道明寺の事?」
答えはゴキブリだろうが、つくし的に今一番会いたくない相手だったのでとりあえず司を指さして言ったつくしだった。
3
椿に強制で連れて来られたNY。
成績についての話があるから連れてこいと、楓に言われたので連れてきたのだ。
英語位出来ると思っていた椿だったが司のセリフに呆れるしかなかった。
「英語が話せなくて何が悪い!別に今まで困らなかったぜ!!」
道行く人々に挑戦的に言う司。
「NYの街中で叫ぶ台詞じゃないわね。道明寺の本拠地はNYよ司・・・話せないじゃ済まないわよ」
一撃殴って説教を始めた椿であった。
4
ラウンジでお茶を飲んでいるとポツリと呟く桜子。
「運命の出会いがないかしら…この際少し劣っていても目を瞑りますし」
それ運命関係あるのか?と聞きたい。
「運命の宿敵との出会いじゃないの?」
悪気0でケーキを頬張り言う滋に、F4と桜子は、ソレ司とつくしの関係だと思った。
5
類があきらに向かって突き出した。
「『可愛がってやって下さい』って紙が張られた箱にニホンザル(着ぐるみを着た滋)が入ってた。あきら飼ってあげて」
ニコニコしながらニホンザル(滋)がテーブルに置いてあるケーキにかぶり付く。
その様子に頭を抱えるあきら。
「だからって連れて帰ってくるな、拾うな、押し付けるな、あった場所に返してこい!!」
そう言ってニホンザル(滋)と類の首根っこを掴んで外に放り出したあきらだった。
終わり。
あまりの煩さに桜子によって箱に詰められて置いておかれそうだよね滋←
3は、英語圏なら都市はかえてOKとの事なのでNYにさせていただきました。