1
「同じ女として、認めたくないわ!」
「向こうもそうだろうよ」
2
「あいつ…天才だよなぁ…」
「天災だよね…」
3
「うええ…っ…痛そうだよぉ…」
「器械体操見て泣く奴、初めて見たわ…」
4
「読書の秋ですよ!」
「だからって授業中に読むんじゃない!」
5
「テスト、0点だったって本当?」
「受けるの忘れてたんだ…」
常朱夏様よりお借りしました。
花男・ギャグ。
1
浅井達が懲りずにつくしに嫌がらせと嫌味を言う。
それに応戦するのは桜子。
いつもの様に毒舌を披露し毒を吐く。
桜子の口撃に勝てる訳も無く捨て台詞を残し去っていく。
「いや~ね。下品な言葉を使って、同じ女として、認めたくないわ!」
そんな浅井の捨て台詞に答えたのは類。
つくしに嫌がらせをする奴が許せないのだ。
「向こうもそう思ってるでしょ?あんた達の方が下品で下劣でしょ?これ以上牧野イジメたら許さないよ?」
そう言った類の周りにブリザードが吹き荒れ気温が-10は下がったと思うのはそこに居る人々の気のせいではないと思う。
一人つくしだけがそれに気付いていないのは言うまでもない。
2
今日もいつもの様に、桜子と優紀を引き摺ってやって来た滋。
引っ張り回し、言いたい事だけ言って、食べるだけ食べて去って行った。
まるで嵐の後の様にグッタリしているF4とつくしと桜子、優紀。
「あいつ…天才だよなぁ…何であんなに元気なんだよ」
天を仰ぐように言った司。
「天災だよね…ホントに、司って日本語弱いよね~」
すかさずツッコむ類。
巻き込まれたくない一同は、隣室に早々に避難した。
3
どうしてそういう話になったのか忘れたが、小学校の体躯の思い出話になった。
いきなり笑い出したつくしに、怪訝そうな顔で笑いのネタを聞き出そうとするあきらと総二郎。
に当時を思い出してつくしが説明を始めた。
あれは小学校での体育の授業で器械体操をすることになった時。
「うええ…っ…痛そうだよぉ…」
見本を見せる先生を見て泣きだす和也。
その話を聞いて爆笑するF4+桜子。
「器械体操見て泣く奴、初めて聞いたわ・・・その情景見てみたかったぜ!!」
ヒクヒクと肩を震わせながら言う総二郎に、笑いながら頷いた面々だった。
4
秋も深まってきたある日。
珍しく教室で授業に出ている類。
だが、開いているのは教科書ではなくつくしが面白いと言って読んでいた小説。
つくしが、読んでいるのが珍しく借りたのでさっそく読んでいたのだ。
あきらが類を窘める。
「読書の秋なんだから!今いい所なんだから邪魔しないで!!」
殊の外面白かったらしい類は、あきらを睨んでから小説に視線を戻した。
「だからって授業中に読むんじゃない!授業に出るなら一応先生の話くらい聞いてやれよ!?」
一応なの?って言うかそんなに騒がれると邪魔なので、ほかの所でやってくれないかなぁ~と思った教師とクラスメイトだった。
5
授業はなかなか受けないけれど、一応テストだけは受けているF4。
なのに今回に限って類が全教科0点だったのだ。
つくしは、気になっていたので非常階段で何気なく聞いてみた。
「テスト、0点だったって本当?調子でも悪かったの?」
小首を傾げて覗き込むように言うつくし。
「受けるの忘れてたんだ…ていうか、テストがあるの忘れてて家で寝てた」
つくしの行動が可愛いと思いながら、つくし曰く天使の微笑であっさり理由を告げる。
つくしは、真っ赤になってアワアワしていたが理由には呆れたようだった。
終わり。
つくしは類に振り回されているようで振り回す方だと面白い←
椿、司、滋の行動はもはや天災級だと思う。
特に猛獣←
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