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DEVIL HEAVEN ~倉庫~

22・1・26 ダンス開始 倉庫化しました。こちらの更新はありません

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花男・あきらbirthday駄文。

与えられたのは優しい裏切り
幸福と、約束と、二人の始まり
君はもう二度と恋を失うことはない

 

 

花男・あきらbirthday



初めちょっと暗いかもしれない・・・?
ほぼ一人語り的な超駄文。
あきら視点ですよ?
会話は殆ど無いというか無い。
それでもいいよな方はどうぞ。

 


 

恋と言う程綺麗な思いじゃない。それでも君を想う心は、どこまでも深く君を求める。

 






牧野と司の4年の約束がもう少しで叶う。
そう、その時、俺の牧野への想いも形を変えられるだろう。それは願望。

封印した想いは、彼女の笑顔を見るたび、お嬢様教育としてダンスを教えるという事で傍で見ているたび、その都度育っていた。

けれどその想いももうすぐ別の形に変えなくてはならない。
親友と俺の板挟みにして苦しめる訳にはいかないから。

野獣には、この想いは気付かれるだろうから、早く諦めて・・・親友という名に手のかかる妹という想いに変えなくてはならない。

気付かれないように出来るだけのポーカーフェイスも演技もできる自信はある。

そう言い聞かせ、想いを断ち切るために暫く間を置こうと思った時にソレは起こった。

司の浮気・・・そして牧野との破局。
それを知ったのは気晴らしに出たバーティーでの噂。


その事をどうしても信じられなくて、確かめる為に牧野を訪ねた。
けれど暫く頭を冷やすために会わないでいた彼女の家はもぬけの殻だった。

彼女の性格からすればそれは当たり前だろうとも納得する。
 

自分が居たらきっと迷惑をかけるとか、あの両親だ、傍に居れば絶対ロクでもない事を言い出すからと俺達から離れるためには自分から消えるだろう事も想像に難しくない。


それでも、少しでも俺達に・・・俺に相談でも愚痴でも言ってくれたなら・・・

自分から距離を置いたのにそんな事を思ってしまった。

優しい彼女は、自分を押し殺して独りで抱え込んでしまうそんな事知っていたはずなのに、どうして目を離してしまったのかと後悔した。


数日後届いた彼女からの手紙。
 

【道明寺が悪い訳じゃない。離れている時間と距離を埋める努力が足りなかっただけ、だからあたしが悪い。
遠い土地で一人で頑張るのがキツかったの、傍に居て支えてくれる人が・・・アイツには必要だったんだ。
だから誰も悪くない。
でもあたしが傍に居るだけできっとみんなには迷惑をかけてしまうから、あたしは、独りでも大丈夫だから

みんなの前から居なくなります。
いろいろ迷惑をかけたのに挨拶もなく居なくなってしまってごめんなさい。
あたしは、雑草だから独りでも平気だから・・・

みんなの幸せを遠くから祈っています。】


そんな事は、俺の前で言って欲しかった。
甘えて欲しかった。

優しすぎる彼女から



与えられたのは優しい裏切り
 

 

俺が願うのは牧野の幸せだから・・・何年かかっても見つけるよキミをきっと。


 




長いのか、短いのか、それとも・・・


その出会いは偶然だった。
初めは余りにも求めていたから見た幻覚か見間違えかと思った。
でも夢でもいい、幻覚でも会いたかった存在だから咄嗟に抱きしめてしまった。


抱きしめて存在を確認して・・・信じていなかった神に感謝した。

どんなに探しても見つける事のできなかった牧野を偶然にでも見つけられた事に。
 


「無事でよかった・・・」

 

抱きしめて初めに出た言葉。本当にそう思った。
あたしは雑草だから大丈夫。

彼女はいつもそう言っていたけれど・・・本当は誰よりも傷つきやすくて、それでも無理して笑っているのが分かっているから心配だった。

抱きしめられて呆然としていたが、相手が俺だと分かったからか暴れだす。
本当は、離したくなんて無い。だけど、このままでは暴れ続けるし何より顔が見れない、だから仕方なく、本当に仕方なく離れた

 

「久しぶりだな牧野」

 

久しぶりに見た彼女はちょっと大人びて綺麗になっていた。
余裕なんて無いけれどなけなしのプライドと意地でポーカーフェイスを保つ。でも、その前にテンパりすぎて抱きしめてしまったのはこの際横に置いておこう。

 

「ホント久しぶりだね美作さん。でも、見つかっちゃうとは思わなかった。だって天下のF4がこんな田舎に来るなんて思わなかったもん」


 

本当に意外そうな顔で言う牧野だが、確かにこんな田舎町に本来なら俺達は来ないだろう。
でも、本来来るはずの人物が急な病気で入院してしまい他に今手の空いているのが俺だけだったから文句タラタラで来たが、それはそれで今は良かったと思える。
牧野に出会えたから

それから俺の泊まるホテルで取り留めのない話をして、誰にも言わないからこれからも会う事を了承させた。
牧野は渋々だったがそれでも最後は、嬉しそうな顔で笑ってくれたから本当は、離れたくなかったけれど東京に戻った。

それからは暇ができれば会いに出かけた。
初めはちょっと困った顔をしていたけれど最近では、会いにいくと嬉しそうな顔をするようになった。
会うたびに少しずつ心が近付いていると思うのは俺の願望だけじゃないよな?
本当はもう少し時間を掛けたほうが良いと思った。だけど、もう自分には余裕なんてなくて・・・だからダメ元で言った。
俺の本心を、ずっと隠していた本当の想いを、伝えた。

 


「俺はね、牧野。本当は、司がお前への気持ちを自覚するずっと前から・・・牧野が好きだった。
だけど・・・愛を知らなかった司が初めて求めた相手だったから自分の心に鍵をかけて封印したんだ・・・牧野への気持ちを想いを━━━━
でもそれは、俺が思っているよりずっとずっと厄介な想いだったらしくて、全然封印なんてできてなかった。
想いが育ちすぎて距離を置いている間にお前は、俺達の前から姿を消しちまうし、あの手紙を読んだら無理に探すのはお前を苦しめることだと思ったから我慢していた。

でも、偶然でもまた出会った。
出会って確信した。俺は、その頃よりも今、牧野を好きだ。
・・・いや、愛している・・・だから、俺と結婚してくれないか?

お前の苦しみを悲しみを一緒に背負って、嬉しいことも楽しいことも一緒に喜びたい。だから俺の手をとって欲しい」




驚いた顔で目をまん丸にして・・・涙を溜めてあたしでいいのか?あたしは何も持ってないのにそれでもいいのか?としつこく言う。
その唇を塞いでから囁いた。


俺の心にずっと住み着いてるのは、牧野つくしだけだと━━━━



だから俺の隣にいて欲しい。

腕の中で頷く牧野を優しく抱きしめた。


 

幸福と、約束と、二人の始まり
 


離れないし離す気もないよ。



 


それから殆ど拉致同然に牧野を家に連れて行くとお袋と妹達は、キャーキャーと騒いだ。
何だかんだで牧野を気に入っていたから、居なくなった当初は落ち込んでいたから・・・普段のお袋達じゃない程に暗くなっていた。
今まで一緒にいられなかった反動か・・・俺を差し置いて牧野を独占する3人にちょっと殺意が湧いた・・・のはここだけの話だ。
 

牧野と結婚したいと言ったら1も2もなく賛成してくれ早々に結納婚約結婚式の手はずが次々に決まっていった。


当事者である俺と牧野を置き去りにして・・・


トントン拍子に決まった式当日。


牧野の一部・類にチクチクとイヤミと嫌がらせを受け
自称牧野の師匠で兄・総二郎には(目が笑ってない)笑顔で脅しをかけられ

元彼野獣には、招待状は一応は送った。けれど欠席の旨と端に書かれた祝いの言葉と後悔の言葉が返ってきた。

それを見た牧野はちょっと寂しそうな顔をして、本当は面と向かって言って欲しかったと呟いた。
今司に対して思うのは、戦友としての思いと友達だから幸せになって欲しいという思いだけだと彼女は言った。
その顔を見れば、その思いは彼女らしい優しさからくるものだと分かる。


お袋の趣味と夢一杯のチャペル


神父の前で誓う。

への

永遠誓うよ。


 


俺の想いは生涯君だけに捧ぐ━━━━

 

 



君はもう二度と恋を失うことはない

 


この想いじゃなくだから。



終われ


(゚д゚)(。_。)う~ん。
何かな・・・駄文が出来上がったZO(ノ∀`)

ほぼ一人語り。
会話無い(ヾノ・∀・`)ナイナイ

何だろうねホントに。
風邪ひいてボケた状態で書いた(ダメじゃん(´・ω・`)・・・)

でもあきら君誕生日おめでとうという気持ちはあるZE(ノ∀`)


3月28日までフリーですぉ?
こんだ駄文でも貰うぜという方はどうぞ(*´д`*)
3月は類の誕生日もあるんだよなぁ・・・

何でかウチでは司の取り扱いが悪い傾向がある。
ろくでなし路線か振られフラグが立つ不思議(´・ω・`)


 spiritus様よりお題お借りしました。
 

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