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DEVIL HEAVEN ~倉庫~

22・1・26 ダンス開始 倉庫化しました。こちらの更新はありません

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乙女系・カヌチ・謎・無かった事に

悩んでも解らないんだから放置が一番よね?


謎・無かった事に

タカマハラとヤスナの戦争も終わり、両国の国交も始まった。
カヤナは、ヴァルハラに一度は逝った。
だが、あまりに周りの連中(元旦那、弟、異母弟トカ)が


五月蝿かった為魔術師を例の如く脅して



アキの家に戻ってきたのだ。因にコロも一緒だ。

 

「…ねぇ…カヤナ…」

 


アキは、鍛冶の手を休めてカヤナに向き直り声を掛ける。

 

「どうかしたのかアキ?」

 


鍛冶の熟練度も上がりカヤナに聞く事も殆ど無い。
なのに、今日に限り鍛冶の手を休めて迄話しかけてきたアキを不思議に思うカヤナ。
アキは、そんなカヤナに気付いて

 

「鍛冶の事じゃなくて、私今ふと思い出した事で気になった事があって…」

 

と、説明した。
何時までも半人前扱いされるのは、ちょっと悲しいし悔しいから…。
かやなは、そんなアキを見て僅かに笑んだ。


 

「…で、何を思い出して気になったんだアキ?」

 

僅かに微笑んだまま問いかける。
アキは、真剣な顔で話始めた。

 

 

「ねぇ…カヤナ、隊長さんの過去を見た時に何故か私が居たじゃない…
しかもソレってまんま今の私と寸分違わない設定の…

アレって何だったのかしら…

私にはそんな記憶全く無いし過去見だから隊長さんの妄想って訳でもないし…
カヤナは、どう思う?」

 

 

真剣にどう思うと言われても、どう答えれば納得する答えになるのかと暫し考える。

 


考えた所で答えが浮かぶ訳でも無いが…
むしろ思い出せば自分も気になる内容である。

 


「オウバ…本来のタカミ・テオ本人に聞いても解らんようだしな
実際の所オウバがボケてるか妄想だったら悩所がかわるんだがな…」

 


カヤナは、真剣に考えているがオウバ(タカミ)の人間性は考慮していないようだ。

 


「でも更に言えば、隊長さんって息子のタカミは、ヤスナに行ったとか言ってたよね?
アレって自分の過去の記憶だったのに…何で息子って事になってたかも気にはなるのよね…」

 

 

アキは、世間話的にアッサリと言う。
カヤナは、そういえばそんな事もあったな…と相槌をうつ。

 


「しかも…タカミ消えそうだったのに…
復活しちゃった挙げ句ホントに親子ゴッコしてるしね」


 


現在のオウバとタカミを思いだし溜め息混じりに言う。
何と無く仲良い親子に見え無くもない…が


突然何の前触れもなく斬り合いをするのは止めてもらいたい。


アキは、そう思っているが


カヤナは、2人の切り合いに乱入しては2人を(ストレス解消でもするように)ボコボコにして楽しんでいる。

 




「…まぁ…悩んだところでどうなる訳でも無いがな」


 

カヤナは、そうアキに向かって呟いた。
そんなカヤナに頷いてアキは、窓の外に目をやる。
視線の先には…オウバ、タカミ義親子が…


 



斬り合いを始めていた。

 


「……よく、飽きないね…」


呆れた声で呟くアキに、視線を2人に向け少し極悪な笑いを浮かべたカヤナが

 


「ふふふふ…アキちょっとあの2人ウザイから黙らせてくるぞ」

 


と、言って部屋を出ていった。
アキは、呆れつつも笑みを浮かべて見送った。

外を見ると、カヤナとオウバとタカミが、殺り合っていた。

カヤナが楽しそうなのでアキは、放置する事にした。



適度なカヤナのストレス解消は、家庭内平和に繋がる為でもある。

 


「ふふふふ…ホント楽しそう…
まぁ…カヤナの言う事も一理あるわよね。
隊長さんの過去とか、タカミの事も考えるだけ無駄って感じだものね」

 


3人の様子を見ながら呟いた。

 

「それに…謎は謎のままが一番良さそうだし…私の精神衛生上確実にね(邪笑)」

 


「たぶん絶対に…あの魔術師を締め上げれば確実に状況が解るだろう
けど何よりそんな事をワザワザするなんて面倒臭い事この上無いしね…」

 


アキは、1人黒い笑いを浮かべながら結論付けをした。

暫くするとカヤナが、スッキリした顔で戻ってきた。


アキもスッキリした笑顔でカヤナを迎えた。

 

「お帰りカヤナ…スッキリした顔してるね」

 

「あぁ、久しぶりにオウバとタカミと殺り合ってスッキリしたからな~
アキも晴れやかな顔だが?どうかしたのか?」

 


カヤナは、アキの顔を覗き込んで問いかける。

 

アキは、その問いに笑顔で


「うん。さっき悩んでた事。隊長さんとタカミの事で結論出たからスッキリしたのよ。
あの2人の事であーだ、こーだ悩むなんて私には何のメリットも無いし?
私の精神衛生上良くもなさそうだし
何より面倒臭い
しって、だからどうでもいいって結論なんだけどね。」

 

と、一気に捲し立てた。
そのアキの話を聞いて

 

「確かにそうだなあの2人にアキが時間を割いてやる必要は
全く無い…私は、アキの結論は良いと思う」

 

 

カヤナは、頷きつつ肯定し2人で笑いあう。

その頃店の入り口……
戸口にへばり付き聞き耳を立てる見た目ボロボロの怪しい似非親子…オウバとタカミ。


フルフルと肩を震わせて地面に爪を立てる。


 

「なっんっで!!このロリコン親父と一緒の扱い!?冗談じゃないよね!!」

 


タカミが吼えると、オウバが心外だとばかりにタカミを小突く。



 


「誰がロリコンだ誰が!!」

 


「あんた以外に居るかよ!!」


 


そして始まる2回戦…。


 

その喧騒を聞きカヤナは、笑顔で参戦すべく外に向かう。


アキは、遠い目で溜息をつき


「だからかかわりたくも無いし知りたくも無いっていい加減解らないのかな~あの2人」


そう呟いて料理を始めるべく台所に向かう。


「ほんっとあの2人に関しては謎は謎のままソレが一番ね」


そう、コロに向き直り同意を得る様に言うと
全くだと肯定する様にコロが、一鳴きしたのだった。


それは、ある日の日常の一コマである…。


たぶん…。

 


 


終わる。

 

カヌチ…クリア後も謎満載ゲーム(笑)
謎補完の続編…出ないよね?
ココまで読んでくれて有難うございました。
   


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