どうなんだろうねアレ?
お父さんの・・・
「お父さん…ズラを取ったら逆に、地の髪のほうがズラっぽいような気がするんだけれど…」
何気にザックリとあんずが言った。
「……(ジィィィ…)」
「あのぉ~あざみさん?奥さん?もしも~し?」
あんずの一言で、全員でお父さんの頭を凝視する事5分…。
「そう言われればそんな気がするわね」
と、あざみさん事お母さん。
「そうだね…佐藤先生の時のズラ被っていた時の方が自然な感じがするね」
と、草兄さん。
「でしょう?何でか頭の天辺が不自然な感じがするの」
と、トドメの一撃を入れるあんず
「……そんなに言う事ないじゃないか…お父さん悲しくて灰になっちゃうぞ」
とお父さんが言うと
お母さんと、お兄ちゃんは微妙に白い目をして…
「「なってても良いですよ?」」
と言った。
瞬間…
「お父さん家出しますからぁ~」
と言って家を飛び出していった。
「…どうせ学校で会えるでしょうお父さんを甘やかすのもダメよね」
そう言ってお母さんは晩御飯を作り始めた。
「いいのかな?」
「良いんじゃないか?お父さんは佐藤先生としてまだ学校に居るだろうし?」
「そうだね~、お母さん今日の晩御飯何?」
お父さんを無視して何時もの日常生活に戻る望月家であった。
「…あ、お父さんの頭疑惑どうしよう?…まぁ~いっか面倒臭い事になりそうだし」
気にしない事にしたあんずだった。
十言い訳十
何と無くズラ無しお父さんを見て微妙に頭可笑しいよ!?と、珂威が思った所から派生した話らしい
…ごめんなさい。
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