そもそもの間違いは・・・彼を観察しようとした事?
ドラえもんのび太観察で・・・
今日は、学校でののび太君を一日監視衛星を使って観察してみようと思った。
出かけていくのび太君を見送りイソイソと部屋へ引きこもる。
「普段ののび太君ってどんななのかなぁ~」
出かけたばかりののび太君に追いついた監視衛星。
通学中ののび太の観察を始めて暫く経ち人通りの無くなったときそれは起こった。
「・・・?止まった?まだ学校は先なのに?」
不思議に思いつつ画面に釘付けになっていると、ゆっくりと振り返った。
その視線と目が合った気がしたがそんな事あるはず無い。
だって、衛星は見えない筈なのだ・・・。
だが、しっかりとこちらを見ている、そう思わずにはいられない。
のび太の視線は、確かに衛星を捕らえているとしか思えないほどジッと衛星のある場所を見ているのだから。
その唇が何か言うように動いた。
「・・・・?」
恐る恐る見ていたドラえもんだが、唇の動きを読み取り凍りついた。
「おい、そこの馬鹿ダヌキ?あ~猫だったけ?まぁそんなのどうでもいいけどさ~?
何見てんの?喧嘩売る気?それならさぁ~特別に万倍で買い取ってあげるから・・・・・・首洗って待ってろよ?」
と、口元に冷たい笑みを浮かべて言っていたからだ。
「ひ~~~~~~~なんで分かるの!?見えてるの!?どうなってるの!?」
独り叫びを上げ恐怖にガタガタと震えるドラえもんだった。
逃げようと思ったがナゼか部屋から出られずのび太が帰ってくる前にズダボロになっているドラえもん。
「ど、どうしてこんなにありえないトラップが仕掛けられてるのぉ~~~」
そう叫んで意識を手放した。
目覚めた瞬間のび太によって地獄を見たのは言うまでもない。
終る。
お粗末さまでした。
ぐだぐだな上駄文です。
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