僕は・・・僕では彼には勝てません!!
ドラえもん挫折する。
ジーっと見詰めていると物が飛んでくる、踵落しを喰らう、薬を盛られる等数え切れないほどの仕打ちを受けた。
でも、僕は、22世紀の(擬人化)猫型ロボット!!未来の道具を駆使してでも今日こそのび太君の事を暴くのだ!!
でも、時として知らない方が良い事だとこの時僕は理解していなかった・・・。
20世紀の野比家に来て2日目。
聞いていたのび太像とあまりの違いに始めは戸惑ったが、家族や友人の前ではダメのび太・・・というかダメ人間を演じているようだ。
と、言う事しか分からない。
一体なんでなのか気になるが話してくれそうも無い。っていうか何で僕にだけ攻撃してくるんですか?とナゼカ敬語で話しかけた所思わぬ答えが返ってきた・・・・というか返事期待していなかったので驚いた。
「僕がダメ人間を演じる理由?そんな事も分からないわけ?人の私生活覗き見てたくせに分からない訳?
役にたた無そうな感じだね」
答えを期待していたのにダメだし!?と、ショックを受けていると不敵な顔で笑って
「簡単な事だよ!?その方が色々と都合がいいんだよ、それに、本気出して騒がれるのも嫌だし?
一番の理由っていうのはこのポジションが一番居心地いいって事かな」
と、言った。
「ソレが答えなの?」
そう聞くとコクンと頷かれた。居心地いいのか?と思っていたのが顔に出たのか顔面にマンガが飛んで来た。
「その不服そうな顔何?理由気に入らない?ま、ホントはアレ、僕を自分の下に見て優越感に浸っているバカを蔑む?というか内心で嘲笑ってやるのが好きなのかもね?」
かなり捻くれているというか、歪んでいるというかそんな答えを付け足された。
はっきり言ってダメ人間を出来る人間にするよりもコレを真人間にするのは大変というか出来そうも無いような気がして落ち込んでしまう。
心の中で自分を励ましていると頭を鷲摑みされた。
「大体、こんなヤツを真人間に出来るのかー!?てとこ?でも、余計なお世話だから?あんまり煩いと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・改造するよ?」
耳元でそう囁かれ固まってしまった。
部屋を出て行くのび太君を固まったまま見送る。
「僕、もうダメかも」
項垂れ独り涙するドラえもんだった。
終れ。
なんだかぐだぐだ。
ふふふ、脳内ダメだね。脳と文才は直結しないという事です。(何がw
思っていることと実際の話ではかなり差が出ると・・・・・。
自分のほうがダメ人間アピールしてますよ(自爆)
あ、因みにのび太は、ドラえもんの様子を隠しカメラで観察してます。
裏設定その1(笑)でした。
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