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DEVIL HEAVEN ~倉庫~

22・1・26 ダンス開始 倉庫化しました。こちらの更新はありません

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つくしの災難~それぞれの作戦

花男・つくしの災難
 
 
 
 
捕獲には逃げられないように色々準備が必要。
 
 
 

それぞれの作戦。
 

チーム美作。
 

リビングで難しい顔に見えない人々もいるが空気は真剣。
つくしがやっとフリーになったのだ。
ここで手に入れなくては手に入らないどころか下手をすれば疎遠になってしまう。
 
 
 

「あきら君。私は絶対絶ぇぇぇっっっっ対につくしちゃんがお嫁さんに来てくれなくちゃ嫌よ(*´∀`*)」
 
 
 

そうあきらを見据えて言う母夢子は、笑顔だが空気が違う

隣で父親が頷いている。夢子と娘達と仲良くて息子が気に入ってるお嬢さんなら嫌はない。
つくしには2,3度会ったが印象はとても良かったのとあきらの報告書等出ててきた武勇伝も相まってこの娘さんしかないと思っていたのでこの事態を喜んだ。
 
それに夢子は、つくしにあきらが選ばれなかったらとんでもないことをしでかすに違いない。
むしろおとなしくあきらを応援と言うのはハナから期待できない。
 

最初から絡んで来る気満々に見える。
 
 

双子の妹達もつくしがお気に入だ。
ほかの相手に大好きなお兄ちゃまを渡す気はない。

つくしに相手にされなければ、一生独身という事もある。
 
 
というか今、自分の隣にいて欲しいのは、一緒に歩んで欲しいのはつくしだけだから今更他のヤツらにくれてやる気はない。
 
 
だからここは・・・家族一丸となってつくし獲得に動くことにした美作一家だった。
 
 
 

西門家。

茶室に響く鹿威しの音。
それを聞きながら大きく息を吐き出す家元婦人。

溜息だって吐きたくなる。

 
今つくしにお嫁に来てもらうには、当の本人総二郎の印象がすこぶる悪いのだ。
 
 


それを踏まえての作戦を考えなければならないのだ。
先が見えない。
 
 

マイナス値からのスタート、分が悪いにも程がある。
 
 
 

「総二郎さんさえもう少し自制した生活をしてくださっていればこんなに悩むことなかったのに」
 
 

恨みがましい目で見つめられて居心地が悪い総二郎。
だが、本当の事なので返す言葉もない。

最近はおとなしくしている。つくしが本気で好きだと自覚してからは一切遊んではいない。
 
けれど過去は消せない。しかも相手はしっかりそこの所を把握しているつくしだ。
 
 

百戦錬磨と言われててもその自信も揺らぐというか崩壊している。

つくしには一切自分の手が効かない。自信を無くすのに時間はかからなかった。
 

が、そこで諦められる程人間出来てない。
見ないふりで諦める事はもう出来そうにないくらいつくしが心の中に棲んでいた。
 
 
「ですが、今は牧野一筋ですよ。だからここから巻き返しますよ」
 
 
 
自分に言い聞かせるように呟くとそれに頷く家元夫妻と廊下等で立ち聞きしていた内弟子達がこぞって頑張ってくださいと応援の言葉をくれた。
つくしが、西門にお茶を習いに来てからこの家は変わった。
良い方に・・・冷たかった空間が暖かくなって居心地が良くなった。

だからどうしてもつくしには、西門にお嫁に来て欲しい。

ここは西門一門総出で総二郎をバックアップする事に決めた。
 
 
 
 
花沢家。

部屋でベッドに寝そべりTVを見ながら考える。
自分の位置付けは魂の一部。
ほとんど一心同体なのだと・・・だから今更結婚とか考えてないよ~
 
 

とか言えるほど悟りを開いたわけじゃない。
 
 
笑顔を見られれば良い。
そう思っていたけれど司が手を離したなら、自分がつくしを笑顔にして、その笑顔を守りたいと思う。
 
 
 
花沢の家の問題も片付いた。というかずっとつくしを受け入れてはくれないと思っていた。
それは勘違いで、両親はつくしを類が選んでも何も言う気がなかったと知った。
むしろつくしが居る事で類の行動力や気力が上がるなら喜んで嫁に迎える気だったと・・・今更言われてもと思っていたがこうなってみれば嬉しい。
 

 

なんの障害もないのだから。
 
 

それよりも聞いて吃驚したのは、両親がつくしに直に合っていたということ。
類が感情を出す様になったという報告と共につくしの事が報告されていた。
類を変えた少女だと・・・その事についてどんな娘なのかと言うことで何も言わずにつくしに接したという。
笑顔で嫌な顔せず接客し誰でも平等に接する姿を見てこの娘ならと認めたという。
 

「そんな事があったなら先に言ってくれれば諦めなかったかもしれないのに・・・」
 

とちょっと拗ねた類を見て両親は、とても喜んだ。

ウザイと思ったがどんな行動をしても喜ぶ両親にちょっと嬉しくなったのは秘密だ。
つけあがるからね(´Д`)
 
 

類は変わらずただ傍にに居てたまにちょっとだけいつもよりスキンシップを入れようという作戦を考える。
ガンガン行けば逃げられる。
 
 
 


なら周りのヤツらがガンガン攻めて疲れたところの癒しでいればその分他の奴らより絶対いいと思うから。
 

 

なによりも・・・まずは、ソウルメイトからちょっと見方を変えてもらう努力もしないとならないから
 
 
ゆっくり気付かれないように自分の傍に来るようにとうっとり笑って願う類だった。



終?
美作家、仲良く一丸となってつくしを囲い込む作戦?
西門家、総二郎を中心につくしを落とす作戦?
花沢家、類にお任せ。どう手を出していいものか悩んだ結果。必要なときは動くようです?

NY、まずは司を日本に送り込む事が先・・・喧嘩にならないよう椿を付けるか相談中?
 
つくし、失踪しようかと本気で考えてたり(ノ∀`)
失踪しても逃げ切れないと思うけどヽ(*´∀`)ノ

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