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DEVIL HEAVEN ~倉庫~

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原田家・冷静と殺意と忍耐の狭間・後編

原田家と愉快な仲間たち




殺意すら蓋をしてしまう己の忍耐が憎い(つд⊂)




冷静と殺意と忍耐の狭間・後編。






「あれ~何時来たんですか?」
 


ニコニコと話しかけてきた総司の姿・・・


その顔を見て



 


(天の助けではなく・・・・・・悪魔の降臨)

 


そんな思いが過った天霧。

 


「先程な・・・風間を迎えに来た」

 


生気無く言った天霧に続いて不知火が

 

 

「千姫から九割殺しで連れ帰れって命令だとよ」


 



付け足した。
その言葉に少しだけ眉を跳ね上げた総司。





 


「へぇ~楽しそうだねぇ~俺もまぜてくれるの?」


 


「「殺る気だ沖田(;゚Д゚)!」」

 


「え~だって九割なら殺っちゃっても同じでしょ?加減間違っちゃったって事にすれば良いでしょ?(*´∀`*)」


 


良くない!!普段であればそう思うが、事が事だけにそれでも良いか?


 

そんな風に思ってきている天霧。


天霧を見てもう一押し?とばかりに総司が
 

 

「そうすればお迎えの仕事も無くなって良いんじゃない?( ̄∀ ̄)」




悪魔の囁きをした。

 

総司の囁きにグラッときた天霧だったが、殺ってしまおう!!と、口にしようとして、ソコで真面目すぎる為か理性が働いた。


 


「い、いや、流石に殺ってしまっては色々とマズイ」

 

と、殺ってしまいたいという心に無理矢理蓋をして言った。

 

不知火と総司は、面白く無さそう

 


「オッサンは、真面目すぎなんだよ面白くねぇ( `д´) ケッ!」
 

 

「ホントにねぇ~、流されて承諾しちゃえば面白い事になって良かったのに~┐(´д`)┌」


 

と、口々に言った。
そんな2人にも、微かな頭痛と殺意がわく天霧だった。

 


「そんな事より・・・そろそろ風間をどうにかしたいんだが・・・?(##゚Д゚)」


 

方向修正とばかりに天霧が言うと


 


「「あ、俺も殺るよ!!ヾ(゚∀゚)ノ ハイハイ!」」

 


そろって不知火と総司が答えた。

 

その答えを天霧は・・・・・・・・・

 

 

 

聞かなかった事にした。((;゚Д゚)
はた、と天霧は始めに抱いた疑問を思いだし、不知火に問いかけた。

 

総司に聞かないのは事実を聞くのに何かを要求されそう(死合いとか)だからだ。

 

「あ~、何だったか・・・確かあの世が暇で暇で仕方がなかったから舞い戻ってきた?で、今は左之助んトコのガギの押し掛け居候守護霊をしてんだとよ?(´-ω-`)」

 

 

面倒くさ気に疑問系で答える不知火。


天霧は、精神衛生上ツッコムまいと思った。

 


(・・・原田家も色々と大変だな・・・(;´Д`))

 

コッソリと心中で溜め息と共に呟いた。

 

「まずは・・・風間を皆から引き離さないとね~特に、千鶴ちゃんと、その子供から・・・
巻き添えになったら確実にキレた左之さん相手にしないとならないし・・・ソレも面白いんだけど・・・無理矢理成仏させられそうだから~止めとこうと思うんだよね今回は~」

 


そう総司が提案する。
不知火と天霧は、その提案は実際嬉しく思った。
千鶴と子供に何かあれば左之助だけでなく、もれなく千姫に、・・・・・・殺られるから・・・。


その傍ら天霧は・・・

 

(新撰組の面々は・・・成仏されてしまえば良いのに・・・(T_T;))




と、ひっそりと思った。


きっと、千姫の耳に入れば、

 

『天霧さん・・・あの方々を成仏させてきやがりなさいな?』

 



とかドス黒い笑顔で言い出しかねないと思うから・・・。

 

益々気が重くなる様な気がした天霧であった。


 

「まずは~作戦会議だね・・・はい、天霧さん意見どうぞ~」

 


突然天霧に話を振る総司。

 


「いや、いきなり振られても・・・」

 


何も考えていなかった為焦る。
そんな天霧を見て

 


「お使いしに来てるのに何にも考えてなかったのかよ・・・使えねぇえおっさんだな!!( `д´) ケッ!

 


と、舌打ち付で不知火は言った。
その後に続けて


 


「・・・・・・・・・ホントに役に立たない鬼デDEATHネ?(悪笑)┐(´д`)┌

 

 

黒く悪い笑顔で抑揚の無い棒読みでトドメとばかりに毒を吐く総司。

 


そんな2人に天霧は

 


(風間の前にコイツ等を殺ってしまいたい・・・・・・)

 

と、心中かなりキレていたが、持ち前の(?)真面目さと忍耐で殺意を押さえていた。


 


天霧の心中を知ってか知らずか、総司と不知火は、作戦会議?をし続けていた。
それから数十分後・・・




「で、だ、作戦なんだが・・・良い案がなかったので行き当たりばったりいく事になったから~」

 


そう告げる不知火だったが・・・
総司は、笑顔で・・・


 


「やっぱり作戦考えたってその通りになる訳じゃないし?だったらその時々で臨機応変の方が確実風間を殺れるよね?(極悪笑)(ΦωΦ)フフフ…」

 


殺る気をアピールした。

 



「殺っちゃダメだ!!:(;゙゚'ω゚'):」


 


天霧がそう言うと2人は、とても良い極悪な笑顔で耳を塞いで

 


「「…え?聞こえないよ?Ψ(`∀´)Ψ」」

 

 

と、ハモリで言いきった。

 

天霧は、クラッときたがそれよりも殺意が上回っていた。

 

だが、やはり忍耐フル稼働で押さえた。
そのうち胃に穴でも開きそうだ。

 

何でこの2人に話してしまったのか・・・後悔したが、時すでに遅しで2人の殺る気は漲っているようだ。

 

「・・・忍耐もつかな」

 


ポツリと呟いたが誰も聞く者は居なかった。
そして、天霧の苦悩と忍耐の時間は・・・

 


まだまだ続く・・・

 


 


ひとまず終わっとけ。

 

後書き?


次あたり・・・風間に天誅を・・・だと思われる?←おい

 

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