薄桜鬼SSLネタです。
別サイトの駄文をちょっと書き直して転載。
ギャグですよ~。それでもよければどうぞw
春。桜の季節・・・入学式が始まる。
風間千景は、今年何度目になるのか分からない式に生徒会長として出席し新入生にするお祝いの言葉を考えていた。
「どうしてこんな面倒臭い事を俺がしなければならないんだ?」
いい加減厭きた、出席する事自体気が進まないのである。
「しようがねぇだろう?アンタがココで嫁を見つけねぇ事には卒業出来ねぇんだから?」
不知火が、忘れたのか?という様な目で見れば、分かっていると目で答えている。
風間家の掟で高校で嫁又は婿を見つけなければ卒業できないのである。
風間は、嫁を見付けられず・・・というか、好みの女が居らずこの高校に居ついているのである。
お目付け役ともいえる2人、不知火と天霧は、いい加減妥協でもして嫁を見つけて欲しいと思っている。
「分かっているが・・・今日は、あの女が、入学してくるのだ・・・出席を渋って何が悪い!!」
「ヘンなところで開き直らないで下さい。それより、いっそあの方を嫁に迎えてはどうです?」
「天霧・・・貴様恐ろしい事をサラッと言うな!!あんなのを嫁にしたら俺の血管がキレて死んでしまうわ!?」
「高血圧じゃないのかよ?・・・つか何でそんなにキレんだよ?」
「ヤツは、俺の天敵だ!!会う度毎回って言うほど酷い悪戯・・・いや、アレはもう犯罪だ!!そんな事を平気でする女を嫁になど出来るか!!」
((一体ナニをしたんだ千姫!?))
不知火と天霧は、心の中でツッコミを入れた。
口に出せば思い出し怒りでキレる風間が手に取るように分かったからだ。
「しかし、入学式で好みの女性が居るかもしれませんし出席なさらなければ新入生全員を見る機会は無いですよ?」
そう言って渋る風間を入学式会場へ連れて行く苦労人天霧であった。
入学式会場に向かう途中千姫が誰かと親しげに話している姿が見えた。
相手は、陰になって見えないが、千姫が親しげに話す相手はそうは居ないので気になった3人は、相手の見える場所に移動した。
その相手を見た風間の動きが止まった。
「・・・?どうかしたんですか?」
不審に思った天霧は、風間に問い掛ける。
「・・・・・・見つけた・・・」
「「は?」」
「俺の嫁を見つけた」
聞き返した2人にそう答えた風間。その答えに風間が見詰める少女、千姫と親しいらしい少女を見た。
天霧は、その姿を確認した瞬間ヤバイという警告と共に血の気が引いた。
その少女は、雪村千鶴といい千姫のとても大切にしている従姉妹なのだ。
彼女に何かあれば確実に千姫がキレる。それは、風間がキレるよりも恐ろしい事になること間違い無しだ。
その事を風間に進言しようとしたが時既に遅し、風間は、真っ直ぐに千鶴の元に歩いていっていた。
風間の存在に気付いた千姫は、警戒したが風間の目が自分を通り越し千鶴に向かっている事を一瞬で理解し風間の出方を見ることにした。
「オイ、女・・・俺のよ〔どかぁ!!〕
だが、最後まで言葉を紡ぐ事無く横から出てきた千鶴の双子の兄薫に吹き飛ばされた。
「え?薫?どうしたの?」
「どうもしないよ?ソレより入学式遅れるよ?」
「え!!?もうそんな時間なの?千ちゃん急がなきゃ」
「そうね~行きましょう?」
そう言って小走りに走る千鶴の後に続いて歩き出した。
「薫ナイスだわ」
「ふん。別にあいつの為じゃないし?ヘンなヤツと縁戚になりたくないしね」
そんな会話をする千姫と薫に気付かず2人を急かす千鶴に文句を言いつつも隣を歩く薫だった。
「オイ。風間生きてるか~?」
「いい音がしましたが大丈夫ですか?」
一応心配して声を掛けると
「あの餓鬼・・・おぼえていろ!!」
目を血走らせ怒りに震え呟く風間であった。
その後、何度も千鶴に近付こうとするが、薫、千姫その他大勢に邪魔され近付けない風間が何度も目撃されたらしい。
終わりvお粗末さまでした。
生徒会選挙とか無さそうだよね…愚民共の下に等つけるかとか言ってそうだしwて言うかあんたいったい何年生?とか聞きたいw
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